・競馬の控除率ってどれくらい?
・競馬の控除率って馬券の種類によって違うってホント?
・控除されたお金はどこへ?
上記の悩みを解決する内容となっています。
本記事では、馬券の売上の内、どれくらい控除されているか?また、馬券種別の控除率はどれくらいか?ご紹介します。
控除率とは?
競馬などの公営競技は必ず胴元が儲かる仕組みになっています。
その理由は、売上の何%かを運営側が持っていき、そして残った売上を的中馬券の払い戻しとして還元しているからです。
売上から運営側が持っていく割合を控除率といいます。
つまり、控除率が高ければ高いほど、私たちお客さんに還元されるお金が少なくなるということになります。
競馬の馬券種別控除率一覧
馬券種 | 単勝・複勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | ワイド | 3連複 | 3連単 | 重勝式 |
控除率 | 20% | 22.5% | 22.5% | 25% | 22.5% | 25% | 27.5% | 30% |
その他の公営競技(競輪や競艇)は券種に限らず一律25%の控除率となっています。(オートレースは30%)
しかし、競馬に限っては、馬券種類によって控除率が異なります。
上記の表を見ていただくと分かるように、1番控除率が低い券種は「単勝・複勝」になります。
逆に1番控除率が高い券種がWin5(重勝式)になります。
的中させる難易度が高ければ高い程、控除率も上がっていきます。
1番お得な馬券は単勝&複勝
1番お得な馬券はもちろん1番控除率の低い「単勝・複勝」です。
なぜなら、一般の方であれば生涯の馬券収支は控除率を引いた数字に限りなく近くなるからです。
馬券プロの方であれば、控除率をも跳ね飛ばしプラス収支を叩き出せると思いますが、我々、一般人は当たったら外れたりを繰り返して最終的に回収率が控除された割合に近づいていきます。
大数の法則というやつですね。
だから、控除率の低い「単勝・複勝」が1番お得なんです!
競馬で控除されたお金はどこへ?
では、私たちが購入した馬券の売上から控除されたお金はどこへ使われるのか?ご紹介します。
- 競馬運営費、設備管理費
- 国庫納付金(税金)
競馬運営費、設備管理費
競馬を運営するには、スタッフの人件費や設備維持にお金がかかります。
また、レースを開催するにあたり賞金を出す為、この賞金も控除されたお金で賄っています。
国庫納付金
国庫納付金といっても、社会福祉活動などに使われる税金です。
税金という名でないのは、高額払戻金を受けた人は納税の義務があり国庫納付金を税金としてしまうと、二重課税となってしまう為、税金という名ではありません。
私たちの馬券購入費は少なくとも、社会の為に使われているんですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
競馬の控除率は20%〜30%となっており、馬券種類によって異なります。
1番控除率が低くお得な馬券は「単勝・複勝」ということを覚えておくだけで、少しプロ馬券師に近づくことができるかも!?しれませんよ!