・品質保証部(品質管理)って他部署から嫌われるの?
・品質保証部(品質管理)が他部署から嫌われる理由は?
上記のお悩みを解決します。
部署移動や転職を考えている方は参考になるはず!
品質保証部とは、製造業の「顧客流出不具合」や「工程内の不具合」などの対応をする部署のことです。
そのほかにも、品質保証工程図の作成や工程監査なども行います。
では、品質保証部は他部署から嫌われているのか?なぜ嫌われるのか?
現役品質保証担当の筆者が解説していきます!
品質保証部(品質管理)は他部署から嫌われる?
結論をいうと、品質保証部は他部署から嫌われる傾向にあります。
もちろん、人柄にもよりますが、特に製造部(モノを生産する部署)からは結構嫌われます。
では、なぜ品質保証部は他部署から嫌われる存在なのでしょうか?次で解説します。
品質保証部(品質管理)が他部署から嫌われる理由
品質保証部が他部署から嫌われる理由は主に下記の2つです。
無理な対策でも指示する
それぞれ解説します。
不具合発生に対して厳しい
品質保証部は不具合案件などの最高責任者部署になります。
不具合が多発したりすると、顧客や役員から怒られるのは品質保証部なわけです。
その為、品質保証の部門長はとにかく不具合に対しては厳しくするんですよね。
必然的に品質保証担当者も現場にきつく言わなければいけません。
その為、現場の方からはよくは思われないんですね。
無理な対策でも製造部に指示する
「不具合」が発生すると、再発しないように対策する必要があります。
品質保証部が不具合発生部署に対して「対策しなさい!」と指示するんですが、
現場の事をあまり知らない為に、無茶な対策を指示する人がいます。
現場の方からしたら「現場のことを知らないくせに無茶言いやがって・・」と思われるわけです。
品質保証部は社内の警察官のような役割なので時に厳しいことを製造部に要求しないといけません。
その為、製造部からは嫌われる傾向にあります。
品質保証部でも嫌われたくない!嫌われないための3箇条
品質保証部は他部署から嫌われる傾向にあります。
ただ、部署全体が嫌われているのであって、全ての個人が嫌われているわけではありません。
これから品質保証部で仕事をしていく方、すでにしている方に向けて、嫌われない品質保証担当者になるにはどうすればいいか、解説します。
嫌われないためにすること①とにかく現場を知る
製造部から嫌われる理由・・それは「現場の事を知らないくせに無茶を言うから」なんです。
そんなことされたら誰でもいい気はしないですよね。
現場(工程)を深く知っておくことで、信頼される品質保証担当者となることができます。
嫌われないためにすること②偉そうにしない
対策しなさい!と高圧的な態度をとっていたら嫌われてしまいます。
不具合発生の原因が製造部にあったとしても「こういう対策を実施してください」と下からお願いするようにしましょう。
嫌われないためにすること③現場の意見を尊重する
無茶な対策を指示しては、製造部から反発されます。
「そんな対策していたらモノが作れないよ」と声が上がったら、自分の上司に打上げ、再度対策を考えるようにします。
製造部の意見を無視していたら嫌われて、自分の仕事を手伝ってくれなくなります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
品質保証部門は、製造業ではなくてはならない存在です。
品質を保証し、常に不具合発生に目を光らせていないといけない大変な部署でもあります。
下記の記事では、品質保証部にやりがいはあるのか?をまとめていますので、
これから品質保証部で仕事をする方、現在している方は参考にしてみてください。